スキーの『腰高ポジション』を正しく理解せよ！プライズ検定挑戦者は必読！

今回もプライズ検定に非常に役立つお話をしていきます！

さて、突然ですが

皆さんは「腰高」というスキー用語を聞いたことがありますか？

きっとプライズ検定を目指すクラスの方であれば、一度は聞いたことがあるかと思います。

これは、非常に恐ろしいスキー用語です。

もし勘違いして覚えてしまうと、
もうめちゃくちゃ混乱します！！

そこで今回から2回に分けて、
「腰高」について解説していきたいと思います！

個人的には、スキー用語で最も紛らわしいと思っています。

そもそも、言葉が悪い！！

なんでこんな紛らわしい用語が生まれたのか！

僕は怒っています（◎>□<◎）

普段のレッスンでもこの言葉をちゃんと解説せずに、
「腰高のポジションをとれ！」というだけのアドバイスが普通にまかり通っています！

（最悪の場合、指導者がそもそも理解してなかったり勘違いをしていたり...）

おかげで僕自身、めちゃくちゃ悩みました...

指導者がこの言葉を使う場合には、
詳しく意味を説明しなければ「腰高」という用語を初めて聞く人は、間違いなく勘違いをしてしまいます！

ということで、

この機会に僕が「これでもか！」ってくらいきっちり説明しますので、

間違ったことを覚えて取り返しがつかなくなる前に習得してしまいましょう！

スキーでは『腰高＝腰の高さ』じゃない！！？

正確には、
ここで否定してる「腰の高さ」というのは、

【雪面からの】

腰の高さのことなんです。

では、「腰高」っていうのは、
どこの高さのことを言っているのでしょうか？

その答えは…

次で実際の滑りの画像を使って説明しましょう！

腰高とは、どこからどこまでの高さのこと？

ここでは、腰高の解説のために、
実際の滑りの画像を使って説明します！

使用するのはこの画像！

この画像は腰高の姿勢を説明するために持ってきましたが、地面からと腰の距離は全然ありません！

では、どこからどこまでの高さのことを言うのか？

お待たせしました！

答えは、コチラ！

こんな答えを聞いてもまだ、

「なるほど！！そうだったのか！」

とはならないと思います(-᷅_-᷄๑)

では、これならどうでしょう？

この二つの→の違いは一目瞭然ですね！

「ブーツ〜腰」の↙

「地面〜腰」の↓

それぞれの長さ(高さ)を表してみましたが…

これらのややこしいところは、

どちらも「腰の高さ」と言えてしまうこと

なんですよね(笑)

例えば、ベンディング動作で下から見て腰の高さが変わらないように！

っていう腰の高さは「地面〜腰」の↓の方ですよね。

しかし、ターン前半には腰を高い位置にセットして～

っていう腰の高さは「ブーツ〜腰」の↙の方になりますね。

ここで混乱してしまう人が非常に多いんですよね！

何を隠そう…
僕がその張本人でしたから！笑

ってこれもう、カオスですよねw

でもこんなアドバイスを普通にしている説明不足な指導者ばかりなことに、僕は怒っていますw

ここまで説明した腰の高さについて、二つの高さ→を判別できないと、僕のように1シーズン中悩みに悩んでようやく理解して挙げ句の果てに、

みたいなことになります…

なので、今回の2つの矢印の違いと腰高の意味はここで間違いないように完璧に理解しておきましょうね！

【まとめ】スキーの腰高ポジションの意味

では、今回のまとめです！

今回は「腰高」をテーマとした第一回でした！

まずは、今回で腰高というものが、

どういう意味で、なぜ勘違いをしてしまう人が多いのかということを知ってもらえたら嬉しいです！

では、これで「知識」が身に付いたところで、次回は「実践」です！

なぜ腰高のポジションが必要で、
どうやってそのポジションを作るのか？

また、腰高のポジションを身に付けるための練習方法についても触れていきたいと思います！

と言うことで今回は以上になります！

最後まで見ていただき、
ありがとうございました！