【スキー検定1級の新種目!】総合滑降とは?構成やリズム変化のコツ
スキー検定1級に新種目が誕生!
その名も…『総合滑降』!
2020/21シーズンから
1級の検定種目から横滑りが無くなって
代わりに総合滑降が復活します!!

皆さんこんにちは!
生涯全力スキーヤーのナオキです!
2014年以降に新種目として追加され、
1級受験者を悩ませ続けてきた横滑りが無くなり、代わりに総合滑降が復活します!
この『横滑り→総合滑降』への変更
受験者の方々にとっては良くも悪くも大きな変化ですね!
せっかくなので、
今回はそんな新種目、「総合滑降で高得点を取るためのコツ」をお伝えします!
演技構成やリズム変化など、
総滑にはいくつかコツがあるので、ぜひ最後までご覧くださいね^ ^
▼音声で聞き流す方はコチラ!
(バックグラウンド再生も可能です!)
スキー検定1級の新種目!『総合滑降』とは?

総合滑降ですが、プライズ検定や技術選を見たことがある方はどんな種目か何となく想像はつくかと思います。
決められたバーンの中で、スタートからゴールまでのターン構成を自由に決め、その中でスピードやテクニックを披露する種目。(通称:総滑またはフリー)
これと言ったルールは無し!
本当に“自由型”の種目って感じですね!
ではそんな自由な総滑の中で、
- どんなポイントが見られているのか?
- また何がNGなのか?
次から詳しく見てみましょう!
まずはお手本!スキー検定1級の総合滑降を滑ってみました!
この滑りで気を付けたことは、
『減速しないようにゴールする』ことです!
動画内でもちょいちょいコメントを入れていますが、次から詳しく説明していきますね!
1級検定の総合滑降で見られるポイント

ここでお話しするポイントは、
総滑においては1級以上でも同じことが大事なポイントだと言えます。
総合滑降のポイントは次の3つです!
- スピード
- リズム変化
- 演技構成
総合滑降のポイント① スピード
まず1つ目のポイントは『スピード』です!
総滑はまず何よりも、
スタートからゴールまでスピードを繋げること
が総滑で最も大事なポイントです!
途中や最後で減速してしまうと、
印象が悪く減点要素となります。
そのため総合滑降のスタートでは、
みんな思いっきりスピードを付けて飛び出して行きますね!
思いっきりスタートするのは、僕も気持ち乗ってすごく好きなんですが、焦りすぎて暴走しないように気を付けましょうね!
1級も2級と同様、暴走したら1発アウトです!
総合滑降のポイント② リズム変化
2つ目のポイントは『リズム変化』です!
総合滑降では、コースの中であらゆるサイズのターンを自由に組み合わせて滑ります。
そこで検定員が着目するのは、
ターンの大きさを変える「リズム変化の瞬間」です。
ここでスピードを殺してしまうような、
急激なリズム変化は減点対象となるので要注意です!

大回りから、スピードを落とさずいきなり小回りを入れることは非常に高い技術が求められるので、検定ではオススメしません。
それに検定では何度もリズム変化を入れる必要は無く、1・2回あれば大丈夫です!
なので、不安な人はリスクが小さな『大回り→中回り→大回り』ぐらいのリズム変化で、最後はスピードをつけてゴールでOKです!
総合滑降のポイント③ 演技構成
3つ目のポイントは『演技構成』です!
基本的に構成は自由で、ターンの質やリズム変化を見られることがほとんどなので、構成だけでそこまで大きく変わることはないですが、
斜面をまんべんなく使う
ということは大事ですね!
極端に言うと、
斜面の右半分だけを使って滑っても印象悪いということですね。
リズム変化と合わせて、
斜面を広く使う演技を心がけて合格点をもぎ取りましょう^ ^
総合滑降で高得点を出すコツ

総合滑降で高得点を取るためには、
いくつかコツがあるのでご紹介します!
(※これさえやれば絶対!と言うものではないので参考程度にご覧下さい。)
結論から言うと2点あります。
- 大回りか中回りでゴールすること
- 斜面を端から端まで移動する構成を入れておく
まずはスピード感をアピールするために、
最後に『大回りもしくは中回りでゴールすること』です!
これももちろん決まりは無いです!
小回りでゴールしても高得点は出ますが、1級だとスピードが出るターンでゴールする方が無難ですね。
そしてもう一つは、
『斜面を端から端まで移動する構成をいれておくこと』です!
これはどういうことかと言うと、
バーンが広い場合にはリズム変化も入れながら、バーンを大きく横切る構成は、全面を使えているという良い印象を与えることができるのです!
特に難しいバーンで検定を行うときには、
斜滑降を長めにとってリスクを減らすというテクニックもあります。
ということで、
総合滑降で高得点を取るコツをまとめると…
- 最後はスピードを付けてゴール
- バーンはなるべく大きく横切りながら使う
ということです!
ただ、これらはあくまでテクニックなので、
本質であるターンの質(ポジションや荷重方法)の完成度が低いといくら頑張って構成を練っても高得点は難しい
ということはご注意下さい!
【まとめ】スキー検定1級の総合滑降
それでは今回のまとめです!
- スピードを最後まで繋げる
- 減速しないリズム変化
- 構成は斜面をまんべくなく使うように
ということで、
今回は1級検定の新種目『総合滑降』のポイントについて解説してきました!
総滑は自由に滑って良い分、抑えるべきポイントを抑えていないと、ミスも無かったのに不合格なんてことも十分あり得ます。
なので練習前に合格に必要なポイントを抑えて、確実に攻略していきましょう!
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それでは、
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!
今回の内容は以上です!
最後まで見ていただき、
ありがとうございました!

感想や質問があればご自由にどうぞ!