ナオキ
皆さんこんにちは!
生涯全力スキーヤーのナオキです!
このページはスキーの専門用語集です。
意味の分からない用語は索引で探して解説を見てみましょう!
スキーの技術の用語から道具の説明まで、幅広くスキーに関する専門用語を解説しています!
このサイトで記事を読んでいたり、他の動画や雑誌を読んでいてわからない言葉があったら、探してみてください!
索引
スキーの滑り方に関する用語
直滑降 | 真下へ向かって真っ直ぐに滑ること |
斜滑降 | 斜面を横切るように斜めに滑ること |
プルークボーゲン | スキーのハの字形に構え、内側のエッジで雪面抵抗を得てスピードを制御しながらターンをする滑りのこと。 |
プルークファーレン | スキーのハの字に構え、スピードを制御しながら方向を変えることなく真っ直ぐ降りる滑りのこと。 |
ハの字形 | プルークスタンスのこと |
横滑り | スキーを真横、または斜めにしてズラしながら降りる滑りのこと。以前は1級検定の種目として使われていた。 |
カービング | スキーのズレが少なく、鋭い滑走跡(シュプール)を残しながらスピードと進行方向を制御して滑る滑りのこと。 エッジを立てて鋭くカーブを描くターンをカービングと呼ぶことが多い。 |
ターンをする際に、スキーをハの字に開き出してターンへと入り、ターンが進むにつれて徐々に外スキーへ内スキーを寄せて板の向きを揃えながら回る技術のこと。 | |
基礎パラレルターン | 両足を揃えてターンをする基本的な滑りのこと。完璧な丸いターンというよりは、板の横ズレを大きく使いながらスピードを抑えて滑る丁寧な両足ターンのことを指す。 2級検定までの種目では、この基礎パラレルターンが検定種目として採用されている。 |
パラレルターン | 常に両足を揃えた状態でターンをする滑りのこと。基礎パラレルターン以上にスピードと精度を上げた滑りのこと。 基礎パラレルターンとの違いは曖昧なので、ターン前半のカービング要素を入れるかどうかの違いが最も大きい違いになる。 |
ターンの回転弧が小さく、リズムの速い連続ターンのこと。 | |
ターン弧が大きく、リズムがゆったりした連続ターンのこと。 | |
決められたコースでスタートからゴールまで自由にターンをしてスピードとターン技術演技構成が総合的に採点される競技のこと。 | |
リズム変化 | ターン中に回転弧の大きさやスピードに変化をつけること。 |
スキッティング | スキーの横ズレを伴った舵取りのこと。単純に「ズレ」とも言う。 |
スタンス | 両足の間の幅のこと。 |
ワイドスタンス | 両足の幅を広く構えること。また広く構えた滑りのこと。 |
クローズドスタンス | 両足の幅を狭く構えたり、完全に閉じた状態のこと。またはその状態での滑りのこと。 |
スキーにおける身体の部位に関する用語
山足(山脚・山スキー) | 斜面に横や斜めに立ったときに、上側にくる足のこと。次の外足になる。 |
谷足(谷脚・谷スキー) | 斜面に横や斜めに立ったときに、下側にくる足のこと。次の内足になる。 |
外足(外脚・外スキー) | ターンの軌道を半円として、その外側を通る方の足のこと。この外足に圧をかけてターンすることが基本中の基本となる。 |
内足(内脚・内スキー) | ターンの軌道を半円として、その内側を通る方の足のこと。 |
スキー滑走中の動作に関する用語
フォールライン | 斜面に対して真っ直ぐに降りていく方向のこと。 |
山回り | ターンの後半部分のこと。 フォールラインから切り替えにかけての部分のことを言う。ターンの軌道を半円とすると下半分のところになる。 |
谷回り | ターンの前半部分のこと。 切り替えからフォールラインにかけての部分のことを言う。ターンの軌道を半円とすると上半分のところになる。 |
舵取り | ターン弧を描きながら進んで行く方向を決めていくこと。 |
ターンとターンを繋ぐところ。スキーの角付けを左右に入れ替える動きのこと。 | |
クロスオーバー | 切り替えでターン後半から次のターン前半にかけて、身体の重心がスキーを乗り越えて入れ替わること。 |
荷重 | 足に体重を乗せて雪面に圧をかけること。またその動作のこと。 |
角付け | スキー板を傾けて雪面にエッジを立てること。 |
回旋 | 滑走中にスキーを回転させる動きのこと。 |
内旋 | 内回りにスキーを回旋させる動作のこと。主にターン中の外足の動作になる。 |
外旋 | 外回りにスキーを回旋させる動作のこと。主にターン中の内足の動作になる。 |
外向 | ターンを半円とすると、円の外側へと身体を向けること。ターンへ入るときに腰を外へ向けるように外向姿勢を作ることで前半をきれいに作ってターンに入りやすくなる。 |
内向 | ターン内側へ上半身あるいは腰が向いていること。極端に内向を強めてしまうと、無理やりスキーの向きが変わってしまい、減速の原因にもなる。 |
外傾 | スキーで最も重要な技術。 外足に荷重をするために必要な動きで、ターン外側を通る足に重さを乗せるために身体の傾きを作ること。主に外肩と外腰から重さを乗せるように意識すると良い。 初心者はまずこの外傾をマスターすることからスタートすることがオススメ。 |
内傾 | ターン中の遠心力に耐えるために自然と現れるターン内側への傾きのこと。 注意点として自分から傾きを作るのではなく、自然と出る傾きのことを指す。自分から傾けることで内傾を作ることもできるが、内倒する可能性がかなり高い。 |
内傾角 | 内傾によってできる角度のこと |
外向傾姿勢 | 外向+外傾を合わせた熟語が外向傾となる。特に外傾によって外足に乗って圧をかけ、ターン後半には外向で圧をためる体勢を作ることでスキーを走らせる。 |
くの字姿勢 | 外傾によってターン中に身体の外側に現れるシルエットの呼び方。「く」の字に見えることからくの字姿勢と呼ぶ。 |
右ターン | 右へ進むターンのこと。右足外足のターンと間違いがちなので注意 |
左ターン | 左へ進むターンのこと。左足外足のターンと間違いがちなので注意 |
スキー道具に関する用語
トップ | スキーの先端部分の名称 |
テール | スキーの後ろ部分の名称 |
エッジ | スキーの滑走面の両端にある角のこと |
インエッジ | ”身体の両内側”に位置するエッジ。ターン内側のエッジや内足のエッジと混同しやすいので注意が必要。インサイドエッジとも言う。 |
アウトエッジ | ”身体の両外側”に位置するエッジ。ターン外側のエッジや外足のエッジと混同しやすいので注意が必要。アウトサイドエッジとも言う。 |
ストック | 滑走する際に両手に持つ棒のこと。滑りに合わせて突く動きのリズムを取ったりバランスを取ったりする。ポールとも言う。 |
ストッパー | 装着していないときにスキー板が斜面で滑っていかないために板についてある留め具のこと。ブーツに板を装着するとストッパーが上がり、外すと下がる仕組みになっている。 |
ビンディング | スキーのブーツをスキー板に固定する締め具のこと。バインディングとも呼ぶ。 |
ブーツ | スキーに装着して固定できるスキー専用靴のこと |
バックル | ブーツの留め具のこと。 締め具合の強弱は人それぞれだが、全ての締めのメモリは合わせた方が良いとされている。 |
ソール | ブーツの中敷きのこと。インソールとも呼ぶ。足形に合わせて作成することもでき、足にフィットしたソールはより雪面に正しく強い圧を加えることができる。 |
ヘルメット | 頭部を守る防具。樹脂などでできている。近年では、全日本スキー技術選大会でも出場選手の着用が義務付けられている。 |
ゴーグル | 日光の紫外線から目を守るために装着するメガネのこと。レンズのカラーや性能は様々で、雪の凹凸を見やすくするものや明るさを調節できるものもある。 |
グローブ | スキーをする際に手に装着する手袋のこと。 |
ミドラー | アウターとアンダーウェアの間に切る防寒着 |
ワックス用品に関する用語
ワックス | 滑走性をよくするためにスキー板の裏面に塗る塗料のこと。 |
スタートワックス | 競技直前に塗るワックスのこと。主にスタート直後の初速を速めるために使用される。 |
スクレーパー | ワックスを塗った後、はがすために使用する長方形の道具。 |
アイロン | アイロンは固形ワックスを溶かして板に浸透させるために使用する。家庭用のアイロンではなく |
リムーバー | ワックスをかける前に使用し、スキーの滑走面に付着しているフッ素を完全に取り除くと同時に、油汚れも取り除く。 |
ブラシ | 滑走面の汚れ落としに使用される。ワックスをかける前と後に使用する。 |