ナオキ
生涯全力スキーヤー
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SAJ新教程
10年ぶりに改訂したSAJのスキー教程
指導方法や技術体系など
多岐にわたる変更が行われました。
その改定に伴ってバッジテストではどんな変化があるのか?
今回はそんな2025年のスキー検定の改定内容を詳しく見ていきます!
皆さんこんにちは!
生涯全力スキーヤーのナオキです!
今回はSAJ新教程が発表された、
2024/25シーズンからのスキー検定の変化を見ていきたいと思います!
まずは検定員と採点内容についてです!
検定員に関してですが
採点を行う人数が変わりました。
その内容とは...
2級と1級が2名で実施できるようになりました!
これによって何が変わるかと言うと
なんと...
合格率が上がります!
どういうことかと言うと
これまでは3名の平均の"小数点を四捨五入して繰り上げた点"が合格点になっていたので実質的には2名が合格点を出さないと合格になりませんでした。
しかし、2人の平均になったことで一人でも合格点を取れると一人が減点をしても小数点の".5"を繰り上げて合格になります。
言うまでもありませんが
-2以上の減点はもちろん例外です。
以上から普通に考えると
合格率の向上が考えられるということでした。
次に検定種目を見てみます!
次に検定種目についても微妙な変更点がありました
変更点としては...
"基礎パラレルターン"が"ベーシックパラレルターン"に変わりました。
名前が変わった
しかも日本語が英語に変わっただけです(笑)
3級~1級にある基礎パラレルターンがダイレクトに影響を受けそうな感じですね。
私もこの変更の意味はイマイチ良く分かってませんw
というかなんでこんな名前なんでしょう...
正直、英語に訳しただけで何を変える必要があったのかについては意味不明ですがその内容に関してはこちらも少し見ていく必要があるので次で一番肝心な技術的な変更予想をしていきます。
では肝心の技術的に求められることは何が変わったのか?
結論から言うと...
私、ナオキは...
大して変わらないと予測します!
10年ぶりくらいに教程が改訂すると聞いて
昔みたいに内足主導とか訳の分からんことを言い出すかと思ってビビっていましたが...(笑)
おそらく根本の技術としては大きな変わり方はしないのかと思っています。
なので今まで出してきた私の動画は当然のようにこれからも引き続き皆さんの参考になり続けます(笑)
ただ、そうは言っても
教程が変わっていることもあるので、細かい部分で影響がありそうなところもあくまで予想ですが説明しておきます。
まず大きく分けて改定によって変わりそうな部分は次の2つです。
それぞれ詳しく見てみましょう。
まずはスキー操作の方法です。
一つ新教程の中で気になったのは
「よりシンプルな動きが重視される」
ということでした。
どういうことかと言うと...
スキーの回転を促すための過度な操作を避け、シンプルなエッジングと体重移動でターンをコントロールすることが重要視されるということです。
カービングスキーというのは本来なら脚を捻り込まなくても正しくセンターポジションに乗れていれば落下の力で自然とターンができます。
なのでより自然なターンをするために無駄な動作を省いたスキー操作をすること
ここで言う”無駄”とは
こうした動きになります。
ただ、私のチャンネルを見ていただいている方は既にお気づきかと思いますが教程が変わる前からずっと、こうした動きはターンの質を下げるNG行為だということは常々解説しておりましたので
ここに関しては新しい変更というよりは改めて注意しましょう。という感じで見ていただければOKです。
これが新教程におけるスキーのターンにおいての大前提の基礎になり、もちろん検定でも無駄な動作で自然な運動を妨げていないかということがより見られることになります。
これを新教程では
「コーディネーション」と呼んでいます。
昨年までは「姿勢・バランス・タイミング」だったのが新たに加わったのが「コーディネーション」
簡単に言うと「運動の巧みさ」や「動きをスムーズにつなげる能力」のことです。スキーにおいては、様々な体の動きを連携させ、効率的かつ美しい滑りを実現するために必要な要素です。
一つ一つのターン中の動きはもちろん、ターンとターンのつなぎ目も含めてスタートからゴールまでスムーズで滑らかな運動ができていること
というのも採点基準に加わることになりそうです。
これはまだ浅い予想ですがせっかくなので紹介しておきます。
おそらく私は
大回り・小回りに関わらずターンサイズがよりコンパクトなものになるのでは?
と考えています。
その根拠としては新教程の中で
「センターポジションの重要性」
が強調されていたことです。
おそらくはベーシックパラレルターンにおいても、安定したセンターポジションを維持し、効率的なエッジングを行うことが求められるということになると予想されます。
一つ目の操作方法にもつながりますが、ベーシックパラレルターンは、従来の基礎パラレルターンよりもシンプルな動きが求められます。
それによって何が起こるかと言うと...
ターンサイズが小さくなる
ということが予測できます。
センターポジションを中心にスキーを操作し、過度な回旋操作を減らすことでターンもどんどんコンパクトになっていきます。
特に2級・1級ではこの傾向が強くなるかと思っています。
近年の技術選を見ていると小回り種目でも中回りのような深さと速さを魅せるために全身を使った大きな弧でターンをしていて、個人的には結構疑問に思っていたのでこうして基礎として重要な部分というのをハッキリ明文化することは非常に良いことかと思います。
以上の2点
これらが今後の検定でも重視されそうなポイントでした!
また、各級・各種目での変更になりそうな部分はそれぞれ動画で解説を作っていきたいと思いますので、ご希望いただける方はコメント下さい!
多かったらやります!
最後に検定の大きな変更で触れておきたいのはオンラインバッジテストについてです。
スキー・スノーボードともに
3級~5級がなんとオンラインバッジテストを実施するということを決定しています。
個人的にはこれが一番衝撃的で
大きな変化なんじゃないかと思います。
オンラインテストは従来の雪上での対面により実施されていたテストに変わって受検者の滑走映像を基に検定員が合否判定する方式になります。
※ちなみに映像がリアルタイムか録画された映像かは問わないということです。
もちろん合格した場合は対面テストと同じものとする。
ということですが、これは少し面白そうで語ると絶対長くなるのでまた別の動画で詳しくお話ししたいと思います。
ということでSAJ新教程による検定の変化を見てきましたがこの発表がある前はSNS等でこんな噂が飛び交っていました。
これらはどこから来たのか、完全に消えていきました。
不整地消滅説は意味不明で
実現するわけはないと思っていましたが...
スーパークラウンは若干可能性あるんじゃないかとも正直思っていました。笑
ただ、おそらく今の体制では
こうした大きな革新が起こることはないでしょう。
というかそんな柔軟性があるわけないのは考えるまでも無かったですねw
というわけで今後もしばらくは検定においては大きな変化は無さそうですね!
それでは今回のまとめです!
それでは今回は以上になります!
今後も新教程に伴なった検定の各級や種目の変化ももしご希望があればやっていきたいと思いますので希望いただける方は高評価とコメントをよろしくお願いします!
お声が多かったらやっていこうと思います!
それではまた次回にお会いしましょう!
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