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スキー検定2級の大回りの合格ポイントと落ちる人の共通点を解説

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油断は禁物!?
2級大回りの落とし穴とは...


ナオキ

皆さんこんにちは!
生涯全力スキーヤーのナオキです!

今回はスキー検定2級の大回りについてです!

▼音声で聞き流す方はコチラ!
(バックグラウンド再生も可能です!)

大回りはターン弧もゆったりしていて検定種目の中でも滑りやすく、得意としている人も多いですね。

ですが、油断は禁物です!
ただ大きなターンをして上手に降りてこられたらそれでOK!...というわけではありません!

ナオキ

僕も甘く見ていて一度失敗しました(泣)

僕もこれまで2級を目指す人の指導をさせていただく機会がたくさんありましたが...

2級の大回りで不合格になってしまう人には、
かなり多くの人に当てはまる共通点があることが分かりました!

ポイントさえ押さえていれば、
2級の大回りで不合格になることはありません!

ですが、ポイントを知らずに何気なく滑っている人には容赦なく不合格と判定されてしまうのがスキー検定の怖いところです!

そこで今回は、
スキー検定2級の大回りで合格点を出すためのポイントと、不合格になってしまう人の共通点について解説していきたいと思います!

『大回りには自信があるから大丈夫!』

という人も、油断をしては思わぬ原因で不合格になってしまうこともあるので、今回の内容は必ず検定までにおさらいして下さいね!

目次

スキー検定2級大回りの合格基準

基本的に2級は各種目65点が合格ラインです。

3人の検定員が採点を行い、
その平均点が得点になります。

基準を満たしていれば65点
不合格だと64点、厳しい場合には63点といった感じで減点されていきます。

2級検定大回りの合格基準は、
非常にシンプルです!

スピードをコントロールできた安定した滑りができているか?

つまり、暴走したりグラグラして今にも足をとられて転びそうな滑りには合格点をつけてもらえません...

そしてさらに、2級の検定員は安定した滑りができているのか?という判断をするために、受験者の滑りで注意して見ているポイントがあるのです!

ではその合格に必要なポイントとは何なのか?

次で詳しくご紹介します!

スキー検定2級の大回りの2つのポイント

ここではコントロールができた安定した滑りを見せるための非常に大切な2つのポイントについて解説します!

検定員は、受験者の滑りを見ながら
この2つができているかどうかで合格・不合格を判断していると言っても過言ではありません!

その2つのポイントとは、コチラです!

  1. 外足への荷重感
  2. 正しい上下動

では、それぞれ詳しく説明していきますね!

外足への荷重感

スキー検定 2級 大回り 外足荷重

まず一つ目がスキーの基本中の基本である「外足荷重」です!

外足荷重が重要であることは言うまでも無く、意識して滑れている人も多いのですが、動作が小さすぎて、結果的に外足に乗れていない人が非常に多いのです!

こうした外足への荷重感は、
外足の方向への重心移動をしっかり行うことで検定員へも伝わります。

スキー検定 2級 大回り 重心移動

そして正確な外足荷重ができると、
グラつかない安定した滑りへとつながるのです!

ターンへ入るタイミングでは、「これでもか!」というくらいオーバーにターン外側へ動きながら外足へ重さを乗せていきましょう!

正しい上下動

もう一つのポイントは、
脚の曲げ伸ばしをしっかり見せることです。

これは一つ目の「荷重感」にも関わるところですが、外足に荷重するときに脚部を曲げながら荷重をし、逆に切り替えでは立ち上がるという”上下動”でターンにメリハリを付けます。

スキー検定 2級 大回り 上下動

”正しい”上下動と書いたのは、
単に立ち上がってしゃがむだけではダメだからです!

スキーは斜面の上で、しかも下へ滑っていくなかで重心移動をしていきながら上下動をしなければなりません。

ナオキ

ここがどのレベルでも共通でひじょ~に難しいところですね!

もしその場で脚部の曲げ伸ばしだけをしても、足元は下へ下へ滑っていくので身体だけが置いて行かれます。

なので、斜面の谷方向へも重心を移動させながら上下動をすることがかなり大事なポイントとなります。

スキー検定 2級 大回り 外足荷重

不合格になる滑りの共通点

ここからは、不合格になってしまう人に見られる共通点をご紹介していきます!

その共通点はコチラ!

  • 内倒して外足荷重ができていない
  • 脚部の曲げ伸ばしが見えない
  • 内向して丸いターン弧が描けていない

では、それぞれ詳しく説明していきますね!

内倒して外足荷重ができていない

スキー検定 2級 大回り 不合格例 内倒

2級に不合格になる滑りの原因は、
外足荷重ができていないことです!

ほぼ100%と言っても過言ではありません!

検定員が外足の乗れているかどうかで、
注意して見ているのは「内倒していないか?」ということです!

内倒は、2級の不合格の中でも最も多い原因になります。

僕の方で内倒をしていないかどうか、
3つのチェックポイントを挙げていますので、自分の滑りが当てはまっていないか確認してみて下さい!

『内倒』の3つのチェックポイント
  • 頭の傾き
  • 肩のラインの傾き
  • 脇の開きの角度

詳しくはこちらの記事で解説していますので、気になる方はこちらからご覧ください!

もしどれか一つでも当てはまっていたら、
絶対に潰しておきましょうね!

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脚部の曲げ伸ばしが見えない

スキー検定 2級 大回り 不合格例 上下動

合格点が出ていない人の共通点の一つに、
脚部が常に伸びた状態でターンをしていること
がありました。

脚部の曲げ伸ばしは、
きちん外足の方へ重心移動ができないと見えてきません。

スキー検定 2級 大回り 不合格例 重心移動

重心が外足の真上に来るまで移動させ、
そこから重さを乗せて踏むことで正確な『曲げ荷重』になります。

それが安定したターンに繋がるのです!

内向して丸いターン弧が描けていない

スキー検定 2級 大回り 不合格例 内向

初心者~中級者によく見られるのは、
「内向」してターンに入っている人です。

内向とは?

内向というのは、
板が曲がる前に身体を内側へ向けてしまい、無理にターンへ入ってしまうことです。

本来カービングスキーは正しい位置に乗っていれば勝手に曲がってきてくれるのですが、落下の恐怖で落差を抑えようとして陥ってしまう人が多いことから、初級者に多く見られる現象です。

内向してしまうと、
外足の方へ重心移動がでなくなってしまいます。

同時に、自然な落下を制御してしまうと
きれいな丸いターン弧になりません。

その結果、外足に乗れず安定した滑りができず、不合格となってしまいます。

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スキー検定2級大回りのポイント まとめ

それでは今回のまとめです!

今回のまとめ
  • 2級大回りの合格基準は、
    暴走せず安定した滑りができること
  • 2級大回りのポイント
    ①外足への荷重感
    ②正しい上下動
  • 2級不合格になる滑りの共通点
    ①内倒して外足荷重ができていない
    ②脚部の曲げ伸ばしが見えない
    ③内向して丸いターン弧が描けていない

ということで、
今回はバッジテスト2級の大回りについて解説してきました!

大回りはリズムがゆったりしているので、
誤魔化しが効く部分もあるかもしれません。

ですが2級の大回りでは、
さらに上のレベルを目指すためには欠かせない基礎が今回解説したポイントに込められています!

得意だからと油断することなく、
着実にポイントを押さえていきましょう!

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実際に僕が2級を目指す方のレッスンをしたり、2級の検定本番を見て感じることですが...

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ナオキ

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今シーズンこそ、
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それでは今回は以上になります!

最後まで見ていただき、
ありがとうございました!

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スキー検定2級 大回り

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