ナオキ
生涯全力スキーヤー
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テク取りたいけど小回りが苦手です...
皆さんこんにちは!
生涯全力スキーヤーのナオキです!
今回も僕のビデオアドバイスに申し込んで下さったEさんの滑りのアドバイスをさせていただきます!
前回の大回りをまだ見ていない方は、
まずはコチラからどうぞ!
今回は小回りです!
急斜面をハイスピードでギュンギュン加速する小回りをすることは誰もが憧れますよね!
僕もかつて柏木義之デモの小回りをYoutubeで見て感動し、
『いつかはこんな小回りが出来るようになりたい!』
と、ひたすら研究していました。
そんな僕が、
テクニカルを目指していた頃に気を付けてきたこと、そして合格点を出すために改善を重ねてきたテクニックと意識
について解説していきます!
今回の内容はプライズ検定合格を目指すスキーヤーにとっては避けて通れない小回りのポイントについてのお話をしています!
まず初めにEさんからお聞きした小回りの課題はこんな感じでした。
実際に小回りの課題や指摘を受けたことがある点について、事前に教えていただきました。
では、早速ビデオの方を見ていきましょう!
それでは早速、Eさんの小回りを見ていきましょう!
さて、皆さんいかがでしょうか?
2本目の方が急斜面ですね。
やっぱりEさんはスピードに強いですねぇ~^^
ターン前半部分に密接に雪面コンタクトを取ることができれば、全体的にも更に安定感が増していきそうですね!
切り替えについては、
大回りの方で解説をしていますので、
小回りではコチラの2点のテーマで解説をしていきたいと思います!
僕も色んなスキーヤーを指導させていただく経験がありましたが...
小回りが苦手なスキーヤーは、
大回りでは重心から動けているのに小回りでは
体は頑張って動かしているけど...
肝心な重心は真下へ向かって落ちていくだけ。
そんな人が圧倒的に多かったと思います。
スキーの軌道と重心の動きを図解してみるとこんな感じになります。
重心移動はスキーのターン運動の中でも、
レベルが上がれば上がるほど鍵になってきます。
大回りではリズムがゆったりで自然と体の動きも大きくなるので、意識しなくても重心をスキーと一緒に動かせてる人も多いのだと思います。
しかし!
小回りの場合は、
ハイスピードかつ早いリズムになるので、
動きが小さくなりやすく、重心移動ができていない。
そういった現象が起きやすいのですね。
おそらく、 これが大回りが得意で小回りが苦手だと言うスキーヤーが多い原因ではないでしょうか?
理想の動きはこんなイメージです!
完全に板に重心を付いて行かせるわけではないですが、
ターンの軌道に合わせて重心も一緒に左右に動かしていく感じですね。
小回りでも少しずつこういったことを理解し、意識していくだけでも確実に変わってきます!
今回はこのような重心移動について
これから解説していきたいと思います!
切り替えの時にターンの軌道を描いた青線を重心の動きを描いた赤線が乗り超えています。このスキーと重心が入れ替わる動きのことをクロスオーバーといいます。
これも意味が分かりにくい謎のスキー用語の一つですが、一応覚えておきましょう!笑
Eさんの小回りですが、
結論から言うと、谷回りでの雪面のとらえがあれば安定感が増すと思います!
言い換えると、ターン開始時の雪面のグリップですね。
ところで、"谷回り"と"山回り"は大丈夫ですか?笑
大丈夫かと思いますが、
分かりやすさがモットーの僕は一応図解します!笑
谷回りで重さが乗っていないと、
山回りで一気にその反動が来ます。
当然、急斜面だとその反動も斜度に比例して大きくなり、制御することが大変になります。
「ワイパーターン」と言われる、
テールを振るだけの小回りになってしまう原因ですね。
そしてそれ以降では、これからこの谷回りでの雪面の捉え方について説明していきたいと思います。
僕が雪面を捉える時、
意識しているのは内足のアウトエッジです!
ここがグリップしてる感覚が無いと、雪面のとらえが甘くなり板の走りも安定感も無くなってしまいます。
頭や上半身を先にターン内側へ入れると内倒するので、あくまで足元から動くように!
急斜面になればなるほど、
内足(谷足)のアウトエッジで雪面をとらえることは難しくなります。
斜度がある分、ターンに入るときにより大きく重心を移動させる必要があるからですね。
つまり、
ターン前半でしっかり動けるかどうかが勝負の分かれ目です!
そしてこの「動き」というのが、
次で解説する前後動です!
ターン中に局面に応じて重心を前後に移動させ、ポジションを動かしていくことです。この前後動を適切に行うことができれば トップからテールを有効に使うことができます。
そもそも理想的なターンとは、
トップから入ってテールで終わる というイメージです。
※あくまでイメージを掴んでもらえたらOKです!
ポジションとは色んな定義がありますが、
ここでは分かりやすくするために、
ナオキ風の意味合いとして
『足裏のどの部分から荷重するか』とします!
大体の感覚ですが、
このあたりでイメージします。
ターン後半はこの辺りです。
足裏感覚で言うと、指の付け根~踵までターン局面に応じて動かすイメージです。
1つのターンでこの微妙なポジション移動を急斜面のハイスピードショートターンの中で行っていくわけです。
そんなんムズくて当然ですよね(笑)
なのでEさんの滑りに関しても、
ポジション移動を意識してできるように、
ターン弧は普段よりも少し大きめでいくことをオススメします!
そして先ほど説明した通り、
内足のアウトエッジからとらえていくので
内足の足裏も意識してみて下さいね!
最後に、僕がテクニカルに合格する直前の滑りも載せておきます!
粗削りな部分もありますが、
少しでも参考になれば幸いです!
(古いビデオですので、画面も暗く画質も悪いですが、ご了承ください...)
この当時はまだまだ雪面の捉えが甘く、
少しターンを焦って急いでいますね(笑)
では、今回のまとめです!
ということで、
今回はテクニカル小回り突破へ向けてターン前半での雪面のとらえについてお話ししました!
ターン前半(谷回り)は、
プライズ検定においては必ず検定員も注目しています。
ここで真上に抜けて重さが乗っていないターンをしてしまうと、検定員からすると非常に減点しやすい滑りとなってしまいます。
谷回りでは抜けた軽い滑りではなく、
重い滑りを目指して頑張りましょう!
最後に、今回の記事を見て下さった皆様へ一つお知らせをさせて下さい!^ ^
コチラは僕が作成したプライズ検定の小回り対策のマニュアルのセットパックです!
プライズ検定を突破するために必須な、
「ターンの質」をアップさせる講座と小回りの合格に必須な「上半身とターンポジションの安定感」を爆発的に上げる講座
この二つでプライズ検定の小回りを確実に突破するためのノウハウを詰め込んだマニュアルのセットです!
興味がある方は是非!!
ということで今回は以上になります!
最後まで見ていただき、
ありがとうございました!
今回の内容に関連するオススメ本
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