急斜面の鉄則
ナオキ皆さんこんにちは!
生涯全力スキーヤーのナオキです!
1級やプライズ検定を目指すスキーヤーがまず苦戦するのが急斜面での滑走。
急斜面の滑り方を
解説されている動画は多く見かけましたが...
残念ながらその通りにやっても
滑れるようにはなれません
多くの人が注目したくなるプロレベルのスキーヤーの解説はYouTubeにも数多くありますが
そこには大きな
落とし穴があるのです!
今回は急斜面において多くのトップ選手の解説でも抜け落ちていたような、私の経験上で非常に大事に感じている誰も言葉にしてこなかった
急斜面を安定して滑る5つの鉄則
これをお伝えしていきます。
スキーで急斜面で陥りがちな間違った意識
まず皆さんは急斜面の攻略についてこのような解説を目にしたことはないでしょうか?
ターン前半で捉えを作ることで、安定してターンができるようになる
たしかに僕も最初は、これを頼りにしてとにかく"急斜面でもターンの入り方"を意識していました。
色んな動画でもよく「ここだけを意識せよ」というサムネや解説を目にします。


ですが、僕の経験上では
これでは不十分で
急斜面を滑れるようにはなりません!
なぜならYouTubeやメディアで解説しているスキーヤーはプロレベルにスキルがあり、幼い頃から長年かけて感覚が磨かれてきた方が多いので、
いくら解説を見ても、僕を含めてほとんどの一般人スキーヤーが
何かが足りないせいで
真似をすることができないのです。
これは急斜面に限った話ではありませんが。僕のような下手な凡人だからこそこれらのプロの解説に対して、非常に言葉足らずだったり大事なところが抜けていると感じることが多いのです。
そしてこの“何か“とはどのようなことを指しているのか?
この後に詳しく解説していきますが、まずはもっと分かりやすく言うと
それ以前に意識するべきことの
解説が抜け落ちている
という大きな問題があるため、我々一般スキーヤーはこれだけYouTubeをはじめメディア上にプロの解説があるにも関わらず...
それを見ても急斜面を
滑れるようにならないのです!
そのくらいプロレベルの上級者は
オンラインでも雪上のレッスンでも一般スキーヤーができていない非常に大事なことをすっ飛ばして自身の感覚を語る解説をしてしまっているのですが
残念ながらそれを自覚することは非常に難しく不可能に近いのです。
なぜなら現状では
無意識にできてしまっているから
その証拠に今回に私がお話しすることまで、細かく言語化して伝えられている方は探した限りでは“一人も“いませんでした。
緩斜面では意識しなくても滑れてしまうことも
急斜面になると
改めて意識し直す必要があります!
それくらいシビアな操作が求められるので、同じように滑っていてはもちろん上手く滑ることはできません。
特にこれから1級やプライズ検定の合格を目指す方向けに、僕からこの動画を通じてお伝えするべきことは



プロの解説を見て言ってた通りにやったのになぜか上手く滑れない
このように悩む前に、
これまで緩斜面でできていなかったこともしくは不十分でも問題にならなかった動きを
急斜面では改めて意識し直し、
動きの精度を上げることの徹底
これが急斜面を滑る上では必要だということです。
ということで大事なことなので
少し熱が入って長くなってしまいましたが...
とはいえもちろん、これらのターン前半の捉えの意識が間違っているわけではありません。
あえて私から皆様へ新しく一つ提唱させていただきたいのは
次のターンへ入る前に
今一度、急斜面でも
切り替えを見直してみませんか?
ということです。
それでは次から具体的に解説していきます。
スキーにおいて急斜面で死守すべき5つの鉄則
では急斜面をクリアするために絶対に死守するべき"5つの鉄則"について、順番にご紹介していきます。
この順番にもかなり意味があるので、なるべく飛ばさずにご覧下さい。
①重心移動のスピードを一定にする
まずこちらは鉄則中の鉄則です。
いきなりこんなことを言うのもなんですが...
厳密には急斜面でも重心移動のスピードが一定というわけではありません。
クラウンを超える超上級レベルになると、重心移動も意図的に速度を変えてさらにターンスピードを引き出す技術もあります
ですがまずは急斜面でも、
身体の運動が止まらないように
重心を前後・左右へと動かし続けること
そして急斜面では、重心が急こう配を滑っていくスキーにおいて行かれやすくなるので、足元に重心が置いて行かれないようにスピードやターン弧の軌道に合わせてついて行かせるように頑張りましょう!
②腰を横へ向けない
これは私も今でも意識しないと陥ってしまう悪い癖です。
特に急斜面だと、落下したり暴走しないようにと必要以上に深回りをしてローテーションをしたくなってしまいますが...
腰が横を向きすぎると
次のターンへ入るのが非常に難しくなります
そのため、ターン後半も腰は横を向けず外足ブーツの位置へと向け続けること。
これが他の解説でもお話ししていますが、急斜面では特に超重要課題になります非常に大事な部分になるので、ターン中の身体の向きについては少し以前の解説でも振り返っておきます。
また、これについては僕が以前にプライズ検定に挑戦した際に、苦戦したポイントでもあるので、
コチラで実際の本番動画をお見せしながら解説をする『プライズ大反省会』にて、限定公開しておりますので、ご興味ある方はお越し下さい。


③切り替えで重心を谷足の真上に
これは決して正解ではなく、意識の一つとしてもっておいていただきたいことです。
本来であれば"切り替えでは、重心を両スキーの中心へと持ってきてニュートラルポジションを経由させる"というのがセオリーの解説です。
ただし特に急斜面においては、重心が山側に残りやすくなります。
そのため切り替えでは、
重心を谷足の上と意識していただくことで、初めて斜面上でニュートラルの位置に来れる
というのが僕がいつも、
お客様へお伝えしている意識になります。


もちろん肩や頭だけを傾けると、ただ内倒して終わりなので
しっかり足元から
足首⇒膝⇒股関節⇒腰⇒肩と足元から順番に動いて行くようにしましょう。


間違っても頭を内側へ傾けながら、
重心移動をしないように注意して下さいね!
④重心を下げるのはブーツの真上まで
こちらもよくあるのが、お尻が落ちてしまうパターンです。
緩斜面でも見られるケースではありますが、もし急斜面だけでなく緩斜面でもなってしまう人は重心を下げる際にも
ブーツの真上の空間から
お尻が出ないように
と意識してみて下さい。


そして分かりやすいように、
いきなりスキーではなく平地で動きを確認してみてその姿勢と動きを斜面で行う。
といった感じで
平地から緩斜面へと徐々に動きを再現していくことで良くないクセは次第に改善できます。
ただし急斜面になると少し別の問題によって
切り替えでお尻が落ちてしまっているケースが良くあるのです!


これは実はプライズ検定を目指すような上級者でも非常に良く見られます。
しかも緩斜面では問題無い動きが、
できているにも関わらずです。
その原因とは、
急斜面でのスピードに
重心移動が追いついていない
ということです。
既に勘の良い方はお気づきかもしれませんが、こちらの改善は①の重心移動を一定にというポイントに繋がってきます。
急斜面ではスピードが上がるとスキーはどんどん前へと進んでいきますが、緩斜面と同じように重心移動をしていると
間違いなく
スキーに置いて行かれます
こうして後傾になりやすくなり、急斜面からの反発に耐えるために重心を下げる
その結果として...
前のターン後半から切り替えにかけてお尻が落ちやすい体勢ができてしまいます
ちなみにこちらは
強い圧に耐えられる脚力のある若い方によく見られるケースでした。
そのため重心を上下左右に動かしても
個人的には急斜面において、ここが緩斜面と最もキャップを感じるポイントで、一番難しく正しい感覚を掴むまで時間がかかるかもしれません。
忘れないように何度もこの記事を見返していただき繰り返し練習してみて下さい。
もし、どうしてもできないということであればお客様に合わせて意識するポイントを直にお伝えしますので
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⑤切り替えで脚部を揃える
こちらは過去にしてきた切り替えの解説でも何度かお話ししてきたことがありました。
私が切り替えで最も大事にしている意識ですが...
- 横から見た脚部の長さを揃える
- 膝を付け合せる
できればこの両方、難しければ片方だけでも意識してみて下さい。
切り替えでこの動きを一瞬経由させるだけでも
メリハリが出て急斜面でも
安定しやすくなります
そしてこの動きが正しくできるなら、
重心移動もポジショニングも正しくできていることになります。
そしてそれを正しい腰の向きで行うことで次のターンへも入っていけるようになる。
こうして各ポイントが繋がってくるように頭が整理されていくと、急斜面に行っても必要な動きがイメージできるようになります。
いきなり滑走中にこうした
細かいポイントを意識しながら滑るのは
急斜面だとまず不可能です
なのでまずはここまでお話してきた5つのポイントがつながって一連した一つの動きにイメージができるまで、こうして私の記事や動画を何度も繰り返しご覧下さい。
そして頭の中でイメージを繰り返すことで、少しずつ雪上でも実践できるようになっていきます。
どんなに分かりやすい解説を見ても、ましてや感覚レベルが大幅に違うプロスキーヤーの解説など見ても、それだけで急斜面が滑れるようになるわけがありません!
一つ一つを動作レベルにまで分解された解説を参考にして
まず頭で理解し
繰り返し実践する
これを必ず意識するようにしてみて下さい。
【まとめ】スキーで急斜面を滑る5つの鉄則
それでは今回のまとめです
- 重心移動のスピードを一定に
- 腰を横へ向けない
- 切り替えで重心を谷足の真上に
- 重心を下げるのはブーツの真上まで
- 切り替えで脚部を揃える
ということでいかがでしたでしょうか?
一言で全部まとめると
急斜面のポイントはターン前半よりも
切り替えの精度を上げること
そのために今回のポイントを意識して試してみて下さい。
何度も繰り返し解説を見て
何度も実践することで
ようやく自分の技術になっていきます。
是非皆さんもすぐに試してみてください!
それでは今回も以上なります
もし新しく学びになったことや質問、参考になったこと等があればコメントで教えて下さい!
それではまた次回にお会いしましょう!






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