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Step6:左右への重心移動を加えてバンクラインに

ここではバンクのライン取りを意識した滑りを解説していきます。

バンクラインとはコブの壁(バンク)の斜面を利用しながらターンするラインのことです。

バンクを使うことで…

  • 1級検定で安定して合格点が狙いやすいターン弧の滑りができる
  • スピードをコントロールしやすくなり、無理なくターンをつなげられる
  • コブの衝撃をやわらげ、スムーズな流れを作れる

特に、1級検定ではこのバンクラインでの滑りが安定すると、合格点を確実に狙いやすくなります。

まずはバンクとはどこのラインなのか?という部分から説明していきます。

バンクラインとは?

バンクラインとは?

コブの頂点ではなく、コブの側面(バンク)を使ってターンするラインのことです。

通常のコブ滑りでは
コブの裏側を削りながらターンしますが…

バンクラインを使うと、
コブの側面の斜面を利用してターンを描くことができます。

バンクラインで滑るメリット

バンクを使うことで、次のようなメリットがあります!

  • スピードをコントロールしやすい
    →コブの裏側を削る滑りよりもスムーズに流れを作れる
  • ターン弧を意識したきれいな滑りができる
    →1級検定では、このターン弧を意識した滑りが重要
  • コブの衝撃をやわらげることができる
    →コブの裏を削るだけの滑りよりも、無理なく滑ることが可能

特に、1級検定で安定して合格点を狙うなら、このバンクラインでの滑りが非常に有効です。

バンクラインでの滑り方のポイント

バンクを使って滑る際には、
切り替え時のピボット操作を調整することが重要になります。

通常のコブ滑り(ピボット操作)との違い
  • ピボット操作での逆捻りの量を抑えめにする
  • 切り替え時にスキーの向きをその場で変えず、スキーの進行方向へ真っ直ぐ抜けるようにする
  • 切り替え後、左右の動きを大きくしてバンクへ入る

これにより、コブの側面をうまく使いながらスムーズなターン弧を描くことができます。

バンクを活用するための動作チェック

まずはこちらがやってはいけない動作のチェックポイントです!

練習中に次のポイントを意識して確認しましょう。

  • 切り替え後にその場でスキーの向きをすぐに変えてしまう
    →これではバンクに入れない
  • スキーを進行方向へ抜け出さず、無理に逆捻りを使いすぎる
    →体が止まりやすくなる
  • 左右の重心移動が小さい
    →バンクへ入る動きが足りない

正しくできているか
チェックするポイントがこちらです!

  • 切り替え後、スキーの向きを大きく変えずに進行方向へ抜けられているか
  • 左右の移動をしっかり使い、バンクラインへ入れているか
  • ターン弧を意識し、スムーズな流れを作れているか

バンクラインを意識することで、
コブの中でも無理なくターンをつなげ、安定した滑りができるようになります!

まとめ

  • バンクラインとは、コブの側面(バンク)を使ってターンをするラインのこと
  • 1級検定では、ターン弧を意識した滑りが求められるため、バンクラインが有効
  • スキーの向きをその場で変えず、進行方向へ抜けるようにすることがポイント
  • 左右の移動を大きく使うことで、スムーズにバンクへ入ることができる

このステップを習得すると、コブの中でよりスムーズに流れを作れるようになります。

次のステップでは、さらに滑りを縦にして、トップを落とすライン取りに挑戦していきます!

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