ここからは実際にコブの中で横滑りを使って降りる練習に入ります。
このステップでは、まず「形はどうあれ、コブの中に入って降りられるようになること」を目的にします。
いきなり連続して滑るのではなく、1コブずつ止まりながらでもOK。
少しずつコブの形に慣れていきながら、確実にコントロールできる感覚を身につけましょう。
まずは1コブずつ止まりながら滑る
最初は無理に連続ターンをしなくても大丈夫です。
コブの裏側を削りながら、1コブずつ降りること を意識しましょう。
〇意識するポイント
- コブの裏側をしっかり削りながら、下に着くまで降りる
- Step1で学んだ横滑りの外向姿勢を意識 し、ズレを使える姿勢をキープする
- 自分のペースで進めることが大切
×ここでのNG動作
- 逆捻りが甘くなり、板と一緒に身体が横を向いてしまう
- 後傾になってしまい、ズレをコントロールできなくなる
- スピードが出すぎて止まれなくなる
まずは 1コブずつ確実に止まりながら、コブの形や動きに慣れる ことが最優先です。
切り替えを意識して連続で降りる
コブの形や動きに慣れてきたら、
Step2で学んだピボット操作を使ってスムーズに連続ターンしていきます。
〇意識するポイント
- コブの裏側を削ってスピードをコントロール しながら降りる
- 削り切った後に、ピボット操作を使って素早くスキーを切り替える
- 連続することで、スムーズな流れを作る
×ここでのNG動作
- スキーの切り替えが遅れて、次のコブに間に合わない
- 身体がブレて、バランスを崩しやすくなる
- 一度のターンでスピードを落としきれず、暴走してしまう
スムーズに連続ターンができることがこのステップのゴール。
慣れるまでは焦らず、コブの裏側を削りながら少しずつリズムを作っていく ことを意識しましょう。
まとめ
- まずは1コブずつ止まりながら降りて、コブの形に慣れる
- 横滑りの外向姿勢を意識し、ズレをしっかり使う
- 逆捻りを意識し、身体が横を向かないようにする
- ピボット操作を使いながら、スムーズに連続ターンへ移行する
このステップでしっかりとコブの中での滑りを安定させ、
次のステップではさらに動きをスムーズにするための「ベンディング動作」 を練習していきます。