コブを連続してスムーズに滑るためには、ピボット操作が欠かせません。
ピボット操作とは?
ピボットとは『回転軸』という意味。
自分を中心に置きながらトップとテールを振って方向転換するスキー操作のこと。
(動きの見本は後ほどお見せします)
これまでの小回りとは少し違う動きになりますが...
コブを確実に攻略するために
「ピボット操作=その場での方向転換」
をしっかり身につけましょう。
ピボット操作とは?
ピボット操作とは?
逆捻りを使って足元を素早く切り替え、狙ったラインに正確に向きを変える技術です。
通常の小回りでは、スキーと一緒に腰を回して向きを変えることが多いですが、
コブでは 逆捻りを強く使い、上半身と腰の向きを逆回転させながら足元を捻って方向転換する必要があります!
ピボット操作の動きはコチラです
この動きをマスターすることで...
- コブの中でもスムーズにターンができる
- 狙ったラインを正確にとれるようになる
- 連続するコブを素早く攻略できる
といったメリットがあります。
ピボット操作の基本動作
コブの中では、その場で素早く方向を変える動きが求められます。
これを習得するために
次のポイントを意識して練習しましょう。
〇 意識するポイント
- 腰を回さず、上半身と腰の向きを逆にする(逆捻り)
- 足元を捻って、できるだけその場で方向転換する
- 上半身の向きを安定させたまま、素早く板を切り替える
× ここでのNG動作
- 腰まで一緒に回してしまい、逆捻りができていない
- 板の切り替えが遅く、リズムが取れない
- 方向転換が大きくなりすぎて、スムーズにコブをつなげられない
ピボット操作を使った素早い切り替え
特にリズムの早いコブでは、
ピボット操作を使った素早い切り替えをしないと間に合わなくなります。
〇 意識するポイント
- 逆捻りを強く使い、素早く足元の向きを変える
- なるべくその場で切り替えることで、次のコブへスムーズにつなげる
- 上半身は安定させ、ターンのたびにブレないようにする
この動きをしっかり習得すれば、コブのリズムが速くても焦らずスムーズに滑れるようになります。
まとめ
- ピボット操作はコブをスムーズに滑るために必須の技術
- 逆捻りを使い、上半身と腰の向きを逆回転させながら足元を捻る
- その場で素早く方向転換することで、コブの中でも正確にラインをとれる
- 早いリズムのコブでも、素早い切り替えができるように練習する
ピボット操作ができるようになることで、コブの滑りが一気に安定し、スムーズなライン取りが可能になります。
次のステップでは、いよいよ 実際にコブで横滑りをしながらラインを確認していきます。