こんにちは!
生涯全力スキーヤーのナオキです!
前回の動画では、
私自身が「コブを怖いもの」から「楽しいもの」へと変えていけたきっかけ、整地での横滑り練習についてでした。
今回はさらに一歩進んで、
「なぜコブが怖いのか?」その正体と、どうすれば無理なく克服していけるのか?
という点をお話ししていきます。
多くの人が持つ“恐怖心”の正体とは?
よくいただくご相談の中に、

まだコブに一度も入ったことがなくて…怖くて避けてます
という声があります。
実はこの“コブに対する恐怖”
スキーの技術不足だけが原因ではないんです!
本当の原因は、
「どうなるかか分からない」という“漠然とした予測できない不安”にあります!
- どこにターンすればいいか分からない
- どうやって止まるのかが分からない
- スピードが出たときに、どう対処したらいいか分からない
つまり、
「どうしていいか分からないこと」が結局は“怖い”につながっているのです!
恐怖心の正体が分かれば、対策も見えてくる
じゃあその“分からない”を
どうやって“分かる”に変えていくのか?
それは少しずつ上達のステップ通り“順番に”コブに慣れていくことです
たとえば、
いきなり連続して滑ろうとするのではなく、
「1コブだけ滑って止まる」
これだけで、コブの形や地形の変化を“安全な範囲”で理解できます。
もし上手く止まれなかったらコースアウトしてもOKです。
そして「ズレで止まれる」「向きさえ整っていれば暴走しない」。
そうした“安心できる感覚”が少しずつ積み重なっていくことで、自然と恐怖は薄れていきます。
まず最初はこのステップからです。
今回のワンポイントレッスン
今日おすすめしたいのは、
「実際のコブの中に入らなくてもいいので“1コブ手前”まで板を履いて近づいてみること」です
「え、それだけでいいの?」と思われるかもしれませんが
実はここから
“滑れる人”と“滑れない人”の差が生まれます!
ポイントは“見るだけ”じゃなく
“考えながら観察すること”なんです。
以下のことを考えながらコブを見てみて下さい
- 自分の足元とコブの位置関係はどうなっているか?
- どこからターンしそうか?ズレで止まれそうな位置はどこか?
- 「もし今ここから滑るなら…?」と頭の中でシミュレーションしてみてください。
こうして私が有料のコブ講座で紹介しているような上達のステップもイメージしながら考えられると、より早くにコブが滑れるようになります。
そしてもしできそうであれば「1コブだけ板をずらして降りてみる」のもオススメです。
止まるつもりでOKです。
スムーズに滑る必要はまったくありません。
とにかくまずはコブが滑れるようになる上達のステップを知ることとできれば1コブでも入ること。
これが当然かもしれませんが
コブへの恐怖心を薄める第一歩になります。
次回「実際にコブの中に入っていく最初のステップ」
今回は、コブに対する“恐怖心の正体”とそれを乗り越えるための“段階的な慣れ方”についてお話しました。
では次回は、
「実際にコブの中に入っていく最初のステップ」について、“どうやって1コブずつ降りていくか”
これをテーマに解説していきます。
ぜひ、次回もご覧ください!