それではターン前半の腰の向きを見てきたので、次はターン後半の腰の向きをどうするのか?
ということを見ていこうと思います!
いきなり核心からお話ししますが…
ターン後半の腰の向きは前半とは違って、スキーの向きに合わせずに谷方向を向けておく

こちらが答えになります!
逆にダメな例ですが
ターン後半にローテーションしてしまうと良くない理由は2つあります。
- ターン後半に重心が山側に残りやすい
- 次のターンの入りで重心が谷側へ動かしにくい
ローテーションすると重心移動の妨げになるということが問題になります!
そのためターン後半では
スキーと合わせることなく谷方向へ向ける

ということでしたが…
これも外向になるのはおわかりでしょうか?
同じようにターンを半円とすると
ターン後半に谷方向を向くと外向になります。

より具体的な動きのイメージとしては...
ターン前半には腰はスキーに合わせて入りますが
後半になると腰の回旋を途中で止めて谷方向を向いたままにしてターンを終えること

こうしてターン後半は腰をローテーションさせないようにします。
ここもできればご自身の滑りの動画を撮ってもらって見てみて欲しいのですが…
どうしてもローテーションが止まらずにスキーにつられて腰が回ってしまう人は、
ターン内側の手を少しずつ前に出しながらターンをすることでローテーションを防ぐ方法もあります!
ということで腰の向きについて
お話ししてきたここまでの内容をまとめると、
ターン前半には
腰の向きをスキーと合わせながら入り
ターン後半には
スキーよりも腰の回旋を少なくして谷方向を向くようにキープするこ!と!
こうしてターン中の腰の向きを正しくセットしましょう!
それでは最後にこのターンを見ながら頭の中を整理しておきましょう!