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【第3回】2級と1級の違いとは?

ナオキ

皆さんこんにちは!
生涯全力スキーヤーのナオキです!

それでは早速、1級の短期集中講座
第3回を始めていきます!

今回は2級と1級の技術的な違いというテーマです!

前回にこの違いについて
ざっくりお話しした上で宿題でもお伝えしていましたが…

答え合わせをしながら
今回の解説を聞いていただければと思います!

まずは前回にお話しした
2級と1級の違いは覚えておられますでしょうか?

それがコチラです!

すごく簡単に言ってしまうと...

2級からこの2点をレベルアップできると
1級には合格できるということですが

もちろん簡単なわけがありません!

なので、今回はこのターンの精度とスピードの上げ方について技術的な解説をします!

ターンの質の上げ方

ターンの精度とスピード
実はこの2つの質を上げる方法は全く同じです!

つまりはターンの精度を上げられると
ターンスピードの向上にもつながります。

ではここからさらに掘り下げて

2級と1級のターンの質の違いと
1級の質にどうやって近付けるのか?

それが大事なところですね!

まず2級と1級のターンの質の違いは

ターン前半の違い

になります!

すごくシンプルにお話ししますが
2級と1級のターンのイメージを作りました。

それぞれのイメージを見ていただくと
何となくお分かりいただけるかと思いますが

  • 2級のターン
    徐々にスキーを横へ向けてズラしていくターン
  • 1級のターン
    滑走跡が鋭く残るカービングターン

というズレとカービングの概念の違いがあります。

ただし厳密には1級の方もフルカービングと呼ばれる常にエッジを立てたカービングではなく

ターンの前半に向きを変えながらズレを使ってコントロールします。

このターン前半でのコントロールは
非常に難しくレベルが高いターンです

そして1級に合格できるようなスピードに乗ったターンをするためには

ターン前半でコントロールをして落下しつつ、スピードに乗った後半にはカービングで加速させる

といったかなりハイレベルな技術が必要です!

2級の時とは違いターン後半でズレを使うとコントロールはしやすいですが

スピードが落ちてしまいやすくなり
ハイスピードでのターンはできなくなってしまいます

なので、2級と1級では
ターンの質とスピードの違いと解説しましたが

さらに厳密には

「ズレを使う局面が違う」

ということでした!

次回までの課題

ということで今回の講座は以上になります!

次回は1級合格のために絶対に必要な動き
についてお伝えしていきます!

2級の滑りと1級のカービングの滑りの違いはズレを使う局面ということでしたが

ターン前半でズレを使うには
どのようなことを意識したら良いのか?

次回に詳しくお話ししますが、
こちらを今回の課題にしたいと思います。

滑りに行ける方は、

これまでターンの終わりにしていたズレを
どうやったら前半に持って来れるのか?

ということを意識しながら滑ってみましょう!

今回のまとめ

それでは今回のまとめです!

今回のまとめ
  • 2級はスキーを横へ向けてズラしていくターン
  • 1級は滑走跡が鋭く残るカービングターン
  • 2級の滑りと1級のカービングの滑りの違いは、ズレを使う局面の違い
  • 1級に合格できるスピードに乗ったターンは、前半でコントロールをして後半にカービングで加速させる技術が必要

次回 『1級合格のために絶対に必要な動き』

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