マニュアルの目次
- 『腰高=腰の高さ』じゃない!!?
- 腰高とは、どこからどこまでの高さのこと?
- そもそもなぜ腰高の姿勢が良いの?
- ターン前半の腰高ポジションのとり方
- 腰高ポジションを身につけるトレーニング
- 腰高ポジションのまとめ
滑りを変える「腰高」の概念
突然ですが、 皆さんは『腰高』という スキー用語を聞いたことがありますか?
今や技術選チャンピオンの武田竜選手が第52回大会の初参戦時には、綺麗な腰高の姿勢から繰り出されるターンのスピードと迫力に注目が集まり、ジャッジ陣からも『腰高』の重要性が再認識されることとなりました!
「腰高」は、プライズ検定を目指すクラスの方であれば一度は耳にしたことがあるかと思いますが、これは非常に恐ろしい用語です。
もし勘違いして覚えてしまうと、めちゃくちゃ混乱します!!
僕自身、「腰高」という用語の意味を勘違いしていたせいで上達がかなり遅れてしまいました。
いや、遅れるだけならまだしも、
この勘違いが上達の妨げになってしまっていたのです!
初プライズ検定!
進化の必要に迫られたロング系
下記は僕が20歳の頃、
新潟県で初めてプライズ検定(テクニカル)を受験した時の結果です。
- 大回り 73点
- 総合滑降 73点
- 小回り 75点
- 不整地 74点
合計で-5点という呆れた結果でしたが、
その中でも最も許せなかったのは、大回りと総滑というロング系でそれぞれ-2点で、合計4点も減点されたということでした。
そもそも根本的にロング系に足りない要素があることは明白でした。
ただ、当時は自分の滑りに足りてなかった要素が「腰高」だとは全く気付いていませんでした…
「腰高」の理解による滑りの進化
僕はかつて武田竜選手の滑りから
「腰高」という用語を知った時、
「腰高」を「地面と腰の高さ」のことだと勘違いしてしまいました。
それが大変な勘違いで、
かなり上達の妨げになってしまっていたのです。
そこから1シーズンも後になるのですが、
本マニュアルで解説している「腰高」の意味を正しく理解し、正しい腰高ポジションを身に付けるトレーニングをしました。
その甲斐あって、
リベンジで受験したテクニカルでは大回りでは+1点の76点、総合滑降では合格点の75点を記録し、見事にロング系を得意種目に進化させることができたのです!
そんな僕の経験から、
『腰高というスキー用語の意味』
『正しい腰高ポジションのとり方』
について解説したマニュアルを作成しました!
僕と同じようにロング系の種目で悩んでいる人や、今回の話で「腰高ポジション」へ興味を持っていただいた方は是非マニュアルをご覧ください!
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