【利用実績200名超】オンラインスクール見に行く!

スキーがシェーレンする原因と改善方法「原因は意外な○○○!?」

自己紹介
ナオキ スキー

ナオキ
生涯全力スキーヤー

本サイト運営者

★月間30万PVの当スキーサイト運営
★オンラインスクール利用実績200名超

検定合格を目指すスキーヤーをサポート! 検定合格を目指してきた経験や、指導者として多くの学生を指導してきた経験から初心者の基本~上級者の検定ノウハウまで幅広くサイトで情報を配信中!

放っておくと危険!!


ナオキ

皆さんこんにちは!
生涯全力スキーヤーのナオキです!

今回は上級者にとってもこわ〜い癖、
『シェーレン』についてです!

シェーレンとは、ターン中にトップが開いて逆ハの字になっている状態のことを言います。

シェーレン

そしてシェーレンは、放っておいたら後々大変なことになります!

1級を超えるレベルのスキーヤーにも、
このシェーレンがレベルアップを妨げる原因になっている人が意外と多いのです!

スキーでシェーレンになる原因は色々ありますが、今回はそんなシェーレンの原因や改善法についても解説していきます!

▼音声で聴き流す

目次

なぜシェーレンは治さないといけないのか?

シェーレンは絶対に治した方が良いです!
その理由はズバリ!

スキーの走りを殺してしまうからです!

スキーは一方から圧をかけ、
その圧から解放されることで加速する力が生まれます。

ですがシェーレンしてしまっている場合、
力がかかる方向が違うため、自分からかける圧も返ってくる圧も分散されてしまうのです!

シェーレンの悪い例

圧を最大限にかけるためには、
一方向から集中して力を加えることです。

しかし、シェーレンして板の向きが揃っていないと、加重して強い圧をかけることができなくなってしまいます。

それにシェーレンをしてしまうと、
内足の方向付けに引っ張られて外足に圧をかけることができなくなります。

やはりいずれにしても、
スキーの走りが消えてしまいますね。

シェーレンになってしまう原因

それでは、なぜシェーレンになってしまうのか?

外足に乗れているのに、
ターン後半には内足と外足がズレた方向を向いてしまっていませんか?

実はシェーレンになる原因はたくさんあります。

ここでは、そんなシェーレンの原因を解説していきます!

シェーレンの原因
  • 前後差
  • 内倒
  • 内向
  • X脚

シェーレンの原因① 前後差

シェーレンの原因で最も多いのは『前後差』です!

少し言い方を変えると、
「内足が正しくたためていない」
ということです!

内足の方が前に出て前後差ができてしまうと、必ず内足のトップはターンの軌道よりも内側を向いてしまいます。

パラレルターンはエッジの角度や向きなど、左右のスキーのあらゆる部分を揃える必要がありますが、そのためにも内足を正しく操作して前後差を無くす必要があります!

ナオキ

下から見て、
内スキーと外スキーの高低差を無くす
という風にも言えますね!

この前後差が生じてしまう原因をさらに掘り下げてみると、次の2つの『内倒』と『内向』があるのですが、次から詳しく見てみましょう!

シェーレンの原因② 内倒

スキー シャーレン 内倒

内倒してしまうと、
内足の方に大きく重さが乗ってしまい、外足のコントロールを失います。

内足の向きがズレるというのもありますが、
それ以上に外足を主導にしてターンができなくなってしまうことが一番の問題です!

こうして外足のコントロールを失うと、
内足の方向と外足の方向にドンドンズレが生じてシェーレンになってしまいます。

あわせて読みたい
【圧倒的に変わる!】スキーの内倒を改善する3つのチェックポイント! 内倒に注意!!上級者にも落とし穴はある!? 今回は「内倒」についてです! ▼音声で聞き流す方はコチラ! (バックグラウンド再生も可能です!) 内倒とは、めちゃくち...

シェーレンの原因③ 内向

スキー シャーレン 内向

内向とは、外向の反対で身体がターンの内側を向いてしまっている状態をいいます。

結果的には、内向も内倒と同じで「内足の方に大きく重さが乗ってしまって外足のコントロールを失う」ことになってしまうのです。

内向すると、内足に重さが乗ってしまい、さらに内足の方向だけがつられて内側へとトップの向きが変わってしまいやすくなります。

ナオキ

特に内倒と内向は、
初心者スキーヤーさんに多い印象です。

あわせて読みたい
本当は怖いスキーの〇〇ターンの話【初中級スキーヤーは要注意!】 『内向』ってご存じですか?これ、知らずに放っておくと大変なことになりますよ... いきなり脅すような導入ですみません...(笑) 今回は、ターンの「内向」についてお...

シェーレンの原因④ X脚

4つ目の原因は『X脚』です!

スキーのターン中に見られるX脚は、
足元(特に膝下)に三角形が見られる状態のことになります。

スキー シェーレン X脚

X脚の場合、内足と外足のエッジの角度が違ってしまうので、シェーレンになりやすいのです。

X脚の人が必ずシェーレンしているとは限らないのですが、エッジの角度が違うとスキーの進行方向にも違いが生じやすいので注意が必要です。

あわせて読みたい
【X脚に悩むスキーヤーへ】原因と改善方法をどこよりも分かりやすく解説! X脚は〜〜♪見た目で損してる!! 今回は スキーにおけるX脚の原因と改善方法 についてお話ししていきたいと思います! X脚とは? 股関節が内側を向いてしまい、真っ直ぐ...

シェーレンを治すための改善方法

これまでお話ししたように、
シェーレンには様々な原因がありますが、全てに共通していることがあります!

それは…

内足の操作が良くない

ということです!

なので、シェーレンを改善するための内足の使い方についてを解説していきたいと思います!

まず最も大事なことですが、

内足をしっかりたたんでエッジの角度を外足と揃えること!

これができていればシェーレンはほぼ改善できると言っても良いと思います!

あくまでエッジの角度や進行方向は必ず外足を基準にして、内足は合わせにいくというイメージを持ちましょう!

では実際にどのように内足を操作すれば良いのか?のお話しですが、

結論は…

ポイント

内足を引きながら持ち上げる

スキー 内足

もし内足をたたまずに脚の長さが同じ状態でターンをすると、必ず内足の方が外足よりも前に出てしまうかと思います。

この前後差がある時にシェーレンが起こります!

なので!
前後差を無くします!

そのために内足を外足と同じ高さになるまで引くのですが、内足を引こうとすると自然と太ももが持ち上がる姿勢になります!

特に深いターンになると、
しっかり内足を持ち上げないと前後差を無くすまで引くことは難しいので、まずはしっかり前後差を無くす意識を持ちましょう!

【まとめ】シェーレンの原因と治す方法

それでは今回のまとめです!

今回のまとめ
  • シェーレンになった原因は4つ
    ①前後差
    ②内倒
    ③内向
    ④X脚
  • シェーレンを治す方法は、
    内足を引いて持ち上げる

ということで、
いかがでしたでしょうか?

シェーレンは上級者にとっては、
スキーの走りが消えてしまうという点では非常に致命的なクセですよね。

特にプライズ検定クラスの上級者にとっては、シェーレンは何としても解消しておきたいところですので、もし自分の滑りで心当たりがあれば必ずこの記事を見返してみて下さいね!^^

プライズ検定ではシェーレンのような悪いクセを無くすことと同時に、ターンの質を上げることが非常に大事です!

そのためにコチラの記事も合わせてご覧くださいね^^

【スキー教程に載らない話】プライズ検定に合格する『ターンの質』を徹底解説!合格のための基礎技術を徹底的に詰め込んだ渾身の一本!
  • これからテクニカルを目指す人
  • 1級とテクニカルの違いが分からない人
  • 何度やっても合格点が出せない人
  • テクニカル挑戦者の必読書!
プライズ検定を突破する最重要の鍵!「ターンの質」UPの必須マニュアル

それでは今回は以上です!

最後まで見ていただき、
ありがとうございました!

ナオキのオンラインスキースクール
  • オンラインレッスンで課題発見
  • 大好評のオンラインマニュアル
  • 個別の検定サポートも充実
  • 弱点種目を集中して克服!
200名以上の利用実績!
検定合格者を次々に輩出しています!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

感想や質問があればご自由にどうぞ!

コメントする

目次