皆さんこんにちは!
昨晩、残念なお知らせが入りました。
私の先代の板であるHEADのi.SL RDが
なんと、なんと、
折れてしまいました! 泣
大学時代の成長期を支えてくれたのは
初代のOGASAKA KEO’Sと、
この2代目HEAD板でした。
現在はSALOMONのSL板を使用しているのですが、
先代のHEADには、数え切れないほどの思い出がありました。
志賀高原ジャイアントテクニカル受験
その中でも一番の思い出は、
志賀高原ジャイアント会場のプライズ検定です。
この板を使い、テクニカルに合格したのでした!
ロングターンで加点を貰えたのは、
この板のおかげだと思ってます!
一生忘れられない検定となりました!
これまでのスキー人生で一番最高の思い出です!
フルシーズンの猛特訓
大学4年生時
就職活動も早々に終え、時間はたっぷりありました。
シーズンが始まるまでは遊び呆け、シーズンが始まったら山を下りることなくずっと住み込みで毎日滑っていました。
年末から、3月末の入社4日前まで、休んだ日は健康診断含むたったの3日!
大学生がテストでみんな下山した1月中も、
同級生が卒業旅行へ行っている期間も、
毎日リフトが止まるまでこの板で練習しました。
練習日数、時間、本数を考えると、他の学生より3倍は滑っていたと言っても過言ではないと思います。
まさに苦楽を共にした板でした。
本当に感謝してもしきれません。
後輩への継承
そして大学を卒業し、社会人スキーヤーへとなった時、
心機一転の意味を込め、
マテリアルとウェアを一新することにしました。
それが現在の一式です。
HEADの板は、捨てることも出来ず、
部屋に飾っておこうと思っていた時、
後輩から譲ってほしいとの連絡が入ったのです。
非常に向上心のある後輩だったので、
喜んで譲りました。
「これまで支えてくれてありがとう!
次はおれの後輩を育ててやってくれ!」
と願いを込めて…

そして2019/2/18
一件のLINEが届き、
「ナオキさん、板折れました」
八方の兎平のコブで限界に近かったテールが
滑走中に折れてしまったようです。
もちろん、雑に扱っていた訳ではなく、
一生懸命練習していたからでしょう。
栂池のプライズ検定でテクニカルへあと1点まで迫った結果も聞いていたので、きっと私の願いは果たしてくれたのでしょうね。
板が限界に近いことも分かっていたし、いつ壊れても不思議ではなかったのですが、
欲を言うと…
私に続いてこの板でテクニカル合格を果たす姿が見たかった…
でも板が限界になるまで愛用してくれた。そして願い通りHEADは最後まで走ってくれた。
そう考えるだけで感謝の気持ちで感極まってしまいます…
他にもこの板との思い出は語り切れませんが、僕の魂を引き継いで後輩を乗せてここまで走ってくれたこと、本当に誇りに思います!
これまで4シーズン、
大変、大変お疲れ様でした!!
そしてありがとうございました! m(- -)m
最高の板でした!!